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2009年12月5日土曜日

x 100

実はこの日の夜、夫が義母に話した内容に、どうしても納得のいかない事があり、二人きりになった時に夫に私の怒りを伝えると、それがケンカに発展し・・・義母に聞かれてしまいました。しまいには、「明日の朝食後3人で話し合いましょう」となってしまったのです。この時、「夫婦の事だから」と義母を巻き込むのをやめておけばよかった、、、と後悔しても後のまつり。
結論から言うと、私は今まで、”息子の事がかわいくて仕方がない母親”と言うものを、全く理解していなかったと思います。我が家は姉と私で、女だけだし。
世間で言われる、息子を激かわいがりする母親像、というのは何度も聞いて知っているつもりではあっても、なんと言うか、心底理解できていませんでした。

だって、状況的には誰が見ても完全に、夫があやまらなければいけない状況、もしくは、義母が夫をしかる状況なのに、私が何を言っても義母は、息子を叱ったりする事も一切せず、ただただ、かわいい息子をかばおうとするのです!

(違くないか?)

そのうち、義母の話のポイントがずれ、義母の3人の子供の自慢話になってしまったり。「なんでその話が今必要?どの話につながってる?」と言いたくても、さすがに義母を邪険にする事はできず、ひたすら聞くしかない私。

自慢話かと思ったら、今度は私の方が攻められてる?と言うか、”ドイツではね・・”と言うフレーズ付きで、私の方がさとされてる?
ドイツではね、と言われると、私はドイツ人じゃないし、ドイツに関して知りつくしているわけではないので、何も言えなくなってしまう。

(何なんだ、これは。。)

と思っていたら、「じゃあこの話はもうやめにしましょう、いい?」と義母に言われ、私(はーーーあ?ちょっと待ーーーった!)「よくないです、これだけ話をしたって、夫はまだ謝ってもいないし、理解しているとも思えない。」と言って、ちゃんと話を振り出しに戻しましたよ。(あやうく、義母の子供達の自慢話と、”ドイツではね”の話で終わってしまう所だった。)

私はこの一件の後、本当に本当にストレスが溜まりました。
まず第一に、義母があの場で、フェアな意見を持っていなかった事。
義母は自分の息子に対しては何も怒らず叱らず(何も!!)、私にばかりいろいろ言ってきたのです。息子をかばいたい一心で。

当たり前じゃ〜ん(母親が息子の味方になるなんて)!と思う方、に私の生い立ちを知ってもらいたい。
私の母は超超超x100公平な意見の持ち主(最高裁判所の裁判官になればよかったのに)なのです。自分の子供だからと言って、肩を持つとか、かばうとか、一切ない人。他人に自分の子供の自慢話もしないし、何に付けても厳しい母。そんな母の元で育った私は、義母にも自然と当たり前のように、フェアな意見を求めていたのです!

だからこの状況で、フェアな意見を持っていなかった義母に対して、信じられないくらいのストレスを溜めてしまいました。だって、夫が悪いのに、自分の息子を叱らず、私をさとすって何?私がこちらの言い分をちゃんと理解してもらおうと、いろいろな角度から説明したって、どの意見もことごとくつぶされてしまう。

後でフェアでない人に、一生懸命一生懸命自分の気持ちなどを説明して、理解してもらおうとがんばっても、全くもって無駄な事を学びました。別の世界に住む人に、何を言っても通じないのです。

第二に、私は義母の”ドイツではね・・”の話を聞いて、すぐに義母の”ドイツ”の話は、今のドイツにあてはまらない事がわかりました。夫にもそれがわかったはず。なのに、自分の母親に「マム、それは違うよ」と言わなかった事にすごく腹が立ちました。私には話がずれてる(拡大してる)と3回くらい攻撃してきたのに、自分の母親のポイントずれまくりには、何も言わなかった。この行為もフェアじゃない!

この一件は、一時は収まったかのように思えましたが、考えれば考えるほど私にはストレスが溜まってしまい。自分の母親にもこの一件を話しましたが、もちろん”娘の味方”ではなく、、、ひとを巻き込んでのけんか(あるいは不満のぶちまけ)はもうやめなさい。日々楽しく健康に過ごすことに、心を砕きなさい(←この表現で厳し度がわかるでしょ)。これからは夫婦のルールを決めておくといいかもね、と『今後』について助言してくれると言う、相変わらずな感じ。この件が自分の中でどうしても流せなくて、ギャアギャア泣き叫んで母親に訴えたって、今度は訴えた内容に関して厳しく言われちゃうからね。


なぜ今回は自分の中で、なかなか流せないのかわかりません。
息子をかばう母親なんて、世の中にたくさんいるって言うのはわかってる。
この件を話した友達全員から、もっとひどい母親を知ってるから大丈夫、と言われてもダメ。
義母もほぼ自然とかばっているので、あえて意地悪をしようとしているわけではないのもわかってる。

それでも本当にダメ。
こーいうのを、生理的に受け付けないって言うのかもしれません。『生理的に受け付けない』って意味も、わかっているつもりだったけど、心底理解できていなかったんだね。
まだまだ自分の中で、気が付いていない事がたくさんあるのなあ。


2009年12月4日金曜日

Weihnachtsbesuch

今週末は義両親の家に行って来ました。目的は2つ。クリスマスの訪問(今年のクリスマス&お正月は日本滞在のため♪)と、義妹の赤ちゃんを見に。

私の有給がないのと、夫の仕事スケジュールがあまりにも忙しすぎて、一応クリスマス訪問なのに週末のみの滞在となってしまい。
せめて義母に、かわいい長男と朝食時からたくさんお話をしてもらおうと、金曜日の仕事後に、4時間弱かけて車で移動しました。前日入り!
私は金曜日の仕事後の長距離運転が大嫌いだけど(しかも夜間運転は特にキライ)、年に数回の事だし、義母を喜ばせるためには、そんな事は言ってられず。。

・・・

お決まりのミュンヘンの金曜日渋滞を除いては、心配した事故渋滞もなく、4時間弱で無事到着。義母は息子の到着に、と~ってもうれしそう。

仕事後&長距離運転後で疲れていたって、そこからソファーに座って義母とのお話タイムが始まりますよ~(日本のように、さぁ疲れたでしょう、さあさお風呂に入りなさいって習慣がないのが正直つらい)。義母も早速、待ってました!のお手製クリスマスクッキーを出してくれました。

私は途中、隙をみてシャワーを浴びに行きましたが(それの方が義母も息子を独り占めできるだろうし。何年海外に住もうが、私はお風呂は夜派。)、、、ここの家は“典型的ドイツ人”と言いたくなるほど、義母は”ドイツの女性”&そしてここは”ドイツの家”なのです。

私が何を言いたいかと言うと!
義両親の家に滞在すると、やらなくてはいけないドイツならではのエチケットがいくつかあり、、、疲れている所へ、またさらに疲れる作業。

① “水は高価”という意識があるドイツなので、熱いシャワーを延々と浴びたくても、ささっとシャワーを浴び(もちろん、そんなの気にしなくていいのよ、と言われるに違いありませんが)

② シャワーを浴びた後は、飛び跳ねた水しぶきを全部コレ(写真☟)で丁寧にぬぐう(これもやらなくていいとは言われますが、ガラス張りのシャワー室でやらなかったら一目瞭然)!

③ 最後に、蛇口についた水滴をタオルで綺麗にぬぐい取ります(ドイツでは、蛇口は常に銀色でピカピカに光っていないと許されない)。しかも私の場合、長い黒髪をバスルームに残さないよう気をつけたり、etc…。

まさに、卵が先か?、ニワトリが先か?、の世界(掃除をしたからお風呂に入るのか、お風呂に入ったから掃除するのか)。そんなに家中を常にピカピカにしておかなくてもいいよ、ドイツ!と言いたくなる瞬間です。しかも、これが普通の感覚なのでもっと困る。普通の水準が高過ぎる~。


シャワールームに飛び散った水滴を、全てこれで拭う(注:写真の道具は、我が家の窓掃除用で、実物ではありません)。
これをやっているうちに、すっかり身体が冷えてしまい、なんとなくむなしくなってくる。。

前日入りを果たし、義母が朝食に焼いてくれたパン。

U-Bahn am Freitag

地下鉄の時計は、約15時半。この時間から既に地下鉄が混み出すドイツの金曜日。

ドイツ人は長時間勤務する事を嫌います。家が大好きドイツ人!


2009年7月13日月曜日

Deutsche Schule

最近、ブログの更新回数が少ないです・・・と言うのも、現在日常の生活に追われる毎日を過ごしているのです。実は、新しく入った会社も半年経ち、落ち着いてきたところで、5月半ばよりまた、ドイツ語のクラスに通い始めました。今回は学校を変え、Volkhochschuleと言って、市・国が運営している学校に申し込み。これがラッキーな事に、とってもいい先生に当たったのです。せっかくいい先生に恵まれたので、授業を休む事なく、がんばって通学しているのですが、学校は17時50分~21時まで。仕事を定時に切り上げなければ学校に間に合わず、仕事もペースを上げて終わらせ、仕事の後は急いで学校に向かい、授業はみっちり3時間+10分休憩。そして、これを週に3回(月・火・木)!!宿題もちゃんとアリ!
授業を終え、家に着くのは21時20分頃。少しご飯を食べ、お風呂に入ったら、もう22時30分。疲れ果てて寝るのが23時過ぎ。学校のない貴重な貴重な水曜日は、お野菜をたくさん調理したり、作り置きをしたりしている内にあっと言う間にお風呂に入る時間になり。。。私にとって、この生活は本当に大変なのです。

ところが、私のクラスメートは、東ヨーロッパ諸国の人々が多く、話を聞いていると皆、私なんかとは比べ物にならないくらい大変そう。と言うのも、このクラスはIntegration Kurseと言って、政府から援助が出るコース(滞在許可のある外国人に対し、政府から援助が出るシステムになっていて、1時間=1ユーロで受講できる。)で、仕事を求めて、または祖国よりもいい暮らしを求めてドイツへやってきた人達ばかり。
クラスメートの2人はホテルのベットメイキングの仕事をしているのですが、彼女達のお給料は時間制ではなく、部屋単位で、1部屋=2.8ユーロ~5ユーロ。そして一日にこなせる部屋数は多くて8~12部屋。一日の終わりには腰が痛くてしょうがないそう。でも、仕事の後はドイツ語の授業3時間。小さい子供を2人も育てながら、フルタイムでお掃除の仕事をしているタイ人の女性も。そんな時間はいつあるのか、彼女は予習・復習は必ずしてくる優等生でもあります。
皆、それぞれ大変な仕事をこなしつつ、夜は3時間のドイツ語に通っているわけで、、、それを考えると、恵まれている環境にあるんだから、疲れているからと言って休めない!と思うようになり、少々頭痛がしたって、風邪をひいていたって、がんばって学校に行くようになりました。そんなわけで、平日は激疲れの毎日。貴重な週末は、できるだけPCから遠ざかり、リラックスするように心がけています。

そんなドイツ語クラスも来週まで。その後は、夏休暇に入り、次クラスは10月スタート。もう今から、ドイツ語クラスがない優雅な生活が待ちきれない(それだけで優雅と思えちゃう)!でも、夏休暇中に復習をしっかりしておかないと。なんてったって、クラスの落ちこぼれなんだから。。。

2009年7月11日土曜日

Einladung

今日は親しい友人2夫婦を家に招待しました。彼らを初めて新居に招くので、少々気合いを入れ、前日土曜日から準備にとりかかり。まずは食材の買出しを夫と二人でした後、夫が磨き掃除担当で、私は手作りお菓子とブランチ準備の担当。

ドイツにはPutzen Frau(Putzen= 掃除 Frau=女性)と言って、家のお掃除やアイロンかけをする事を仕事とする人がいます。契約次第では、定期的に窓拭きもしてくれます。私の知り合いも大抵の人が、だいたい週に1回3時間、お掃除やアイロンかけの人に来てもらっているので、家の中は常に綺麗な状態。装飾好きのドイツ人ですから、装飾品のホコリを常にとりはらい、100~120平方メートルの家を綺麗な状態に保つのは、やはりPutzen Frauは必要なのかもしれません。料金も1時間12ユーロ前後なので、びっくりするほど高いと言うわけでもなく。話を聞いていると皆満足しているようだし、少々高いと感じるものの、仕方のない出費(必要経費)だと考えている人が多いようです。そしてPutzen Frauを雇っている事=ちょっとしたステイタスにとられる事実も無視できません。
そして私は、自分の時間を大切にするドイツ人精神に加え、ドイツの男女平等精神もこれに影響しているのではと思います!ドイツでは家事は女性だけがやるものではないので、Putzen Frauにやってもらえば、いろいろな意味で夫婦が円満でいられる・・・現実的には、男性の方が女性に家事をやってもらうのは大変だから、とPutzen Frauを雇う事が多いように感じます。男性は自分が手伝いたくない・手伝う時間がない→だったらPutzen Frauを雇おう、となる感じ。もちろん、夫婦それぞれですが。。。

しかし、私はどうしてもPutzen Frauを雇いたくない派なんです。知らない人が自分の家の鍵を持っているというだけで落ち着かないのに、家に来て、プライベートなものまで見たり・知ったりするなんて考えられない。そんな知らない人が家に来た後は、チェックをして、逆に掃除をし始めかねない私。そっちの労力の方が大きくなってしまう・・・。これは私がPutzen Frauという存在に慣れていないからでしょうか?これもカルチャーの違い?
今の所、我が家は毎週のアイロンがけと年に数回の窓拭きは夫が担当、掃除機とトイレ掃除は私が担当。じゃあ、隅々のホコリは?・・・となると、不定期となってしまうわけで。その点、Putzen Frauは毎週やってくれるんですよね。夫くらいの年齢の人に、自分のワイシャツに加え、私の分のシャツまでアイロンかけまでさせちゃうのもなあ、、、と思う事もありますが、アイロンがけをしないなら何をしてるかと言えば、PCの前にずっと座りっぱなしなので、逆にちょっと身体を動かした方がいいでしょっと、やはりやってもらう事に。これは既に習慣づいてしまい、夫も“これは自分の仕事”と思ってやってくれているのでありがたいです(以前はクリーニングに持って行っていましたが、持って行く手間の方がかかるらしく&こっちのクリーニングはひどく、ワイシャツはよれよれで、自分でアイロンした方が断然きれい)。

話は友達を招待する前日の土曜日に戻りますが、人が来るとなると掃除のはかどる事、はかどる事。普段の掃除ではやらないカルキ取りで、お風呂も、水道の蛇口も(ドイツ人のこだわりで、いつでも水道の蛇口が銀色にピカピカじゃないとダメ)、トイレもピッカピカ☆やっぱり綺麗になるとうれしいですね。
我が家はアパートだから広くないし、月1ペースで人を招待して、いつもより1時間気合いを入れてお掃除すれば、なんとかなる!と思うのですが、、、今後、時間的・体力的にも、その1時間がどうしてもとれない時もあるかもしれない、、、

しっかし、『知らない人を雇うよりも、ホコリが溜まっていた方がまし!』と言う考えは、ドイツでは絶対に受け入れられないだろうと思います。あなたはどっち派?!