2009年7月11日土曜日

Einladung

今日は親しい友人2夫婦を家に招待しました。彼らを初めて新居に招くので、少々気合いを入れ、前日土曜日から準備にとりかかり。まずは食材の買出しを夫と二人でした後、夫が磨き掃除担当で、私は手作りお菓子とブランチ準備の担当。

ドイツにはPutzen Frau(Putzen= 掃除 Frau=女性)と言って、家のお掃除やアイロンかけをする事を仕事とする人がいます。契約次第では、定期的に窓拭きもしてくれます。私の知り合いも大抵の人が、だいたい週に1回3時間、お掃除やアイロンかけの人に来てもらっているので、家の中は常に綺麗な状態。装飾好きのドイツ人ですから、装飾品のホコリを常にとりはらい、100~120平方メートルの家を綺麗な状態に保つのは、やはりPutzen Frauは必要なのかもしれません。料金も1時間12ユーロ前後なので、びっくりするほど高いと言うわけでもなく。話を聞いていると皆満足しているようだし、少々高いと感じるものの、仕方のない出費(必要経費)だと考えている人が多いようです。そしてPutzen Frauを雇っている事=ちょっとしたステイタスにとられる事実も無視できません。
そして私は、自分の時間を大切にするドイツ人精神に加え、ドイツの男女平等精神もこれに影響しているのではと思います!ドイツでは家事は女性だけがやるものではないので、Putzen Frauにやってもらえば、いろいろな意味で夫婦が円満でいられる・・・現実的には、男性の方が女性に家事をやってもらうのは大変だから、とPutzen Frauを雇う事が多いように感じます。男性は自分が手伝いたくない・手伝う時間がない→だったらPutzen Frauを雇おう、となる感じ。もちろん、夫婦それぞれですが。。。

しかし、私はどうしてもPutzen Frauを雇いたくない派なんです。知らない人が自分の家の鍵を持っているというだけで落ち着かないのに、家に来て、プライベートなものまで見たり・知ったりするなんて考えられない。そんな知らない人が家に来た後は、チェックをして、逆に掃除をし始めかねない私。そっちの労力の方が大きくなってしまう・・・。これは私がPutzen Frauという存在に慣れていないからでしょうか?これもカルチャーの違い?
今の所、我が家は毎週のアイロンがけと年に数回の窓拭きは夫が担当、掃除機とトイレ掃除は私が担当。じゃあ、隅々のホコリは?・・・となると、不定期となってしまうわけで。その点、Putzen Frauは毎週やってくれるんですよね。夫くらいの年齢の人に、自分のワイシャツに加え、私の分のシャツまでアイロンかけまでさせちゃうのもなあ、、、と思う事もありますが、アイロンがけをしないなら何をしてるかと言えば、PCの前にずっと座りっぱなしなので、逆にちょっと身体を動かした方がいいでしょっと、やはりやってもらう事に。これは既に習慣づいてしまい、夫も“これは自分の仕事”と思ってやってくれているのでありがたいです(以前はクリーニングに持って行っていましたが、持って行く手間の方がかかるらしく&こっちのクリーニングはひどく、ワイシャツはよれよれで、自分でアイロンした方が断然きれい)。

話は友達を招待する前日の土曜日に戻りますが、人が来るとなると掃除のはかどる事、はかどる事。普段の掃除ではやらないカルキ取りで、お風呂も、水道の蛇口も(ドイツ人のこだわりで、いつでも水道の蛇口が銀色にピカピカじゃないとダメ)、トイレもピッカピカ☆やっぱり綺麗になるとうれしいですね。
我が家はアパートだから広くないし、月1ペースで人を招待して、いつもより1時間気合いを入れてお掃除すれば、なんとかなる!と思うのですが、、、今後、時間的・体力的にも、その1時間がどうしてもとれない時もあるかもしれない、、、

しっかし、『知らない人を雇うよりも、ホコリが溜まっていた方がまし!』と言う考えは、ドイツでは絶対に受け入れられないだろうと思います。あなたはどっち派?!

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