2009年10月24日土曜日

Red wine cake

夫が一週間の出張から帰って来るので、サプライズに赤ワインケーキを作りました。夫を甘やかし過ぎかしら(自分が食べたくなって作ったのもあるが、こっちはおいといて)。

私が甘やかしているのか、夫が甘え上手なのか。だって、夫は超甘え上手なんです!その術を説明すると・・・

2年半前の日本滞在時、結婚式や入籍も終え、夫も私の実家での生活に慣れた頃、夫が朝、「アタマ、チョットイターイ」なんて覚えたばかりの日本語と、頭を押さえると言う演技付きで→私の母の所に行ったのです。

私は素通り。私にだったら、眉間に皺を寄せて頭が痛いと言うか、もしくは頭が痛いと思ったら、ささっと自分で頭痛薬を飲む人なのに、わざわざ母の所に言って、頭が痛い事をアピール、ですから!その頃には既に、この家で一番甘えられるのは母、と自然と身につけていたんでしょうね。

当然、新しくできたばかりの義息子に、私の母も「あらあらM(ちゃん)、漢方飲む?」といたわってあげたりして。その母の言う事に、素直に「はい」と答える夫。このやりとりでは、母だってかわいくて、どんどん甘やかしてあげたくなるに違いない。

その他、母のとっておきのチョコレートをキャッキャ喜びながら一緒に食べたり、母からもらった洋服は、ちゃんと何度も着てる所を見せてアピールしたり。

朝からお魚が食べられない夫に、ホットケーキを作ってあげちゃう母が、「胡麻ペーストもおいしいから食べてみて」と言うと、素直に試してみる彼。「この胡麻ペーストとってもおいしい」と言うと、「買い置きがあるから持ってく?」と母、そして「ハイッ」と素直な夫。

ずっとこんな風なやりとりで、この2人をハタから見ているのはおもしろいよ(私)。

たまにスカイプでも、私が母に「M(夫)がね、私の寝相が悪過ぎてよく眠れなかったんだって」と言うと、母は「あらら、かわいそうに眠れなかったの?」と言い、夫は「イエース」とまたまた同情をひくような演技付きで、答えたりするの。私の母も、夫がよしよしされるの好きで言ってるから、甘やかしているのか、はたまた夫が甘え上手なのか!?

・・・

後に、私がこの”アタマ、チョットイターイ”一件を夫に話すと、夫は全く覚えておらず。ほんとに、自然と甘えてるんだね、この人。。。

で、先日。夫が朝起きたら、少し頭が痛かった時があり、(義母に)「チョットアタマイタイ」って言わなきゃ、と彼は早くも12月に日本に行く時の練習をしていました。

寒くなったら急に食べたくなった、赤ワインケーキ。
オーブンから漂う赤ワインとチョコレートの香りがあまりにもいいので、写真を撮る前に味見しちゃった。

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