今週末は、義弟が住むPaderbornに行って来ました。
車の長距離移動が嫌いな私は、ミュンヘンから6時間もかかると聞いただけで、「別に行かなくても・・・or 行っておいで(私は家にいるよ)」なんて逃げ腰でしたが、夫は、弟が一人暮らしを始めたとなったら、『是非行ってあげなければ』とお兄ちゃんごころ全開で、しかも行くとなったらなぜか私も連れて行きたい人なので、とうとう私も一緒に行く事に。
ミラノの5時間運転だってかなり気合い入れて行ったのに、金曜日の午後、会社を出てそのまま出発→6時間運転と言うのは、、、うーん、考えないようにしよう。なせばなる!
行くとなったら、いろいろと準備に取り掛かり、義弟が食べたいと言っていたチーズフォンデュセットやミュンヘン名物の白ソーセージなど、揃える揃える。タオル、お布団、枕も持参ですから。お兄ちゃん(夫)も、前の日にチーズ屋さんとお肉屋さんをめぐり、当日は会社帰りにわざわざおいしいパン屋さんにまで行ったりして、弟においしい物を食べさせてあげようとつくし兄。
・・・
6時間かけて到着して思ったのが!
夫は『来てあげたい』、と言うよりも、どうやら『自分が来たかった』みたい。。。弟の家に遊びに来る事ができたお兄ちゃんは、はしゃいじゃってはしゃいじゃって日曜日に帰るまでノンストップで話し通しでした。弟の事がかわいくて仕方がないみたい(12歳離れている弟)。日頃、家でコマンダーをしているのは私だけど(『マスター・アンド・コマンダー』の映画を観てからそう呼んでる)、夫はお兄ちゃんだったんだなあ、といつもと違った面を見るのもおもしろかったりして(はしゃいじゃうんだこのお兄ちゃんは、みたいな)。また時にはお兄ちゃんらしいえばり口調にもなったりして、Paderbornの街を観てるよりも、この2人を見ていた方が断然おもしろかった。そして、何とも微笑ましい。
Paderbornの街は、これといって観光スポットもなく・・・でも、話しながら街を3人で一緒に歩いたり、ビールやワインを飲みながらワイワイ話したりするのが楽しくて、やっぱり来てよかった!と思いました。夫のこんなうれしそうな顔を見たら、来た甲斐あったと思わずにはいられないよ♡
教会
AN DER PADER
0 件のコメント:
コメントを投稿