車で何時間もかけてミラノにやってきて、到着してからは早速ミラノ観光を開始。最初の夜のレストランで嫌な目に会い、「あー疲れたね〜、ゆっくり寝てまた明日からミラノ観光を楽しもう!」とベットに入ったはいいものの。なんと!2時間くらいしか眠れなかったのです!夫は文字通り”一睡もできず”。
・・・宿泊したホテルの部屋に蚊がブンブンしていて、一体何カ所蚊にさされた事か。朝起きて夫の顔を見て思わず『ギャッ』と言ってしまったくらい(その声を聞いた夫も驚いてジャンプした)。顔中ボコボコ。なぜかその日は、夫の方が蚊の集中攻撃を受けてしまったのです。
一晩で5匹くらいの蚊を殺しましたが、つぶす度に壁が血で赤く染まるほど、蚊はた〜っぷり私達の血を吸っていました。殺しても殺しても耳元でブンブンしていて、この部屋には蚊の巣があるのではないか?と思ったほど。
ミュンヘンには、蚊はほとんどいないので、日頃蚊とは縁のない生活をしているのが、なんだか一日で一年分、いやそれ以上、蚊にさされたような気がします。去年、タイで木々に囲まれたコテージに泊まった時だってここまでじゃなかったよ?
それならまだしも、信じられない事に!!!
蚊だけでなく、ベットにダニがいたんです。たぶん、ウジョウジョと。。。ベットに入ってからすぐにチクッチクッとしだし、5分以内にダニがいる事がわかりました。ダニに刺された経験なんて、あまりないじゃないですか、、、ダニってものすごいかゆくなるんですね。その後、一週間は夜も眠れないほど、そのかゆさに悩まされました。
そして翌日の朝、眠れなかったまま、朝早く起きて、『最後の晩餐』をみるために、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ向かうと・・・
夫が予め電話で、どうやったら最後の晩餐のチケットを手に入れる事ができるか、何度か問い合わせていたのですが、インターネット予約は終了しているから直接教会に行ってチケットを購入するよう言われていたので、朝早くグラツィエ教会に出向くと、、、チケットを持っていない人は有無を言わせず追い払われました。夫は、何度か電話で問い合わせて確認したにもかかわらず、こんな対応をされ、かなり頭にきていました。
ミラノに失望し始めた私達・・・
ちなみに、もともとミラノには2泊だけの予定だったので、同じホテル(部屋は変えてもらった)に、がんばってもう一泊したんですよ。蚊もまだいたし、ダニも同じでしたが、あまりに疲れ果てていたので、最初の日よりは眠れました。
『最後の晩餐』は昔からみてみたかった絵なので、とても残念。
そのまま帰るのも何なので、私達がミラノにいる間にちょうど行われていたイベント『Maestro Leonardo Fiorentino in Milano』のひとつで、レオナルド ダ ヴィンチのスケッチが見られる展示を見てから、グラツィエ教会をあとにしました。
ダ ヴィンチは天才だと、つくづく思う。
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