2009年9月28日月曜日

Oktoberfest 2009!




イタリア旅行から戻ってすぐ、仕事はまだ休暇中でありながら、早速ドイツ語夜間クラスがスタートし、休暇中とは思えないほど忙しい日々が始まりました。

そんな中、既に先週末から開催されているオクトーバーフェストに今年初めて行って来ました。ちゃんと民族衣装のディエンドゥルも着て行きましたよ☆

月曜日の昼間とは言え、ビールテントはしっかりと混んでいて、2人分の席を見つけるのも大変なほど。今年のオクトーバーフェストは、テロ警告や不況、豚インフルエンザの影響から、去年に比べ300,000人の訪問者数が減ったそうだけど(後日、TVニュースの情報より)・・・それでも平日の昼間からテントが満員で、入場規制がされているのを見ると、やっぱりオクトーバーフェストは大々的なお祭りだな〜と思います。

年齢層の高い方達に囲まれて(平日の昼間なので・・)、夫とふたりオクトーバーフェスト第1日目の雰囲気を満喫。オクトーバーフェストはやっぱり楽しい☆

2009年9月26日土曜日

Miso package from Mother

私達の食生活は、段々日本食が増えてきて、味噌が足りなくなってしまったので、母にお願いして送ってもらいました。母からの小包はいつ届いてもうれしい☆

今回は、『山吹』というお味噌を送ってもらったけど、この山吹はおいしくて気に入ってる!九州味噌みたいに(?)こうじが甘くなく、田舎味噌のように塩っからくもなく、ちょうどいい感じ。この味噌は、ネギを入れるととてもいい味が出ます(味噌汁万歳!と言いたくなるくらいおいしい)。イトーヨーカドーに売っているみたいだから、母に気軽に頼めてよかった。

味噌の他には、日頃不足している海藻や魚類を補うための、じゃこやひじきなど、栄養があって、かつ、手軽に作れる食品も送ってもらいました。

そしておまけに、季節限定もののお菓子を送ってくれる母(キャラメルコーンのスイートポテト味と、かっぱえびせんのゆずこしょう味だよ)。やっぱり私の事をよくわかってる〜♪

ハロウィンの袋!

会社におにぎりを持って行く事が多いので、じゃこふりかけは超便利。

2009年9月25日金曜日

Otzi-museum

旅のしめくくりは、南チロル考古学博物館。

義両親もいいと言っていたので行ってみる事に。ここではなんと、5300年前の新石器時代のヒトが見られるのです。アイスマンと名付けられたその男性は、1991年にこの地方の山の氷の中から、冷凍状態で発見されました。

・・・これを聞いて思ったのが、温暖化が進んでいるって事?

びっくりしたのが、彼が着ていた動物の毛で作られた衣装に、ストライプのデザインが施されていた事!黒い皮と茶色の皮が、敢えてストライプに縫い合わせてあるの、びっくりでしょう?寒い地方だからと言って、皮を重ねて”暖かければよし”、というのではなく。。。5300年前も、おしゃれってあったんだね。

ちょっとかわいそうだと思ったのが、各国のミイラがこの博物館に保存されていた事。考古学博物館とは言え、それぞれアフリカならアフリカ、中国なら中国などの発見場所に帰した方がよくない・・・のかな?

Süd Tirol - Speck

南チロル地方と言えば、シュペック(燻製生ハム)が有名。薄くスライスして食べるとおいしい、コクのある、時々食べたくなる生ハムです。

このシュペックは、常温で何ヶ月も保つので、登山などに持って行くのに最適。通常、塊で売られているので、その場でナイフでカットして、クミンの効いた南チロルの黒パンと一緒に食べます(パンも何ヶ月も保つ)。まだやった事ないけど。

と言う事で、本場チロルで食べたいのも、やっぱりこれ。たまたま迷った道で見つけたお洒落なお店で、シュペックが食べたいと伝えると、こんな盛り合わせを出してくれました。

そしてここチロルは、ワインも有名。白ワインとシュペック、理想のチロル昼食!

一皿、2人前です。この後お店の人が、お魚がのった温かいものも出してくれました。
シュペック何種類あるんだろ?
どれも味わいたいから、ひとつしかないものはカットして、半分ずつ分けて食べました。

Süd Tirol - RIZZOLLI

南チロルでは、思いがけずにいい買い物をする事ができ、夫は靴2足&靴と同色のベルトを、私は念願のイタリアバック&冬用の帽子を購入。

ミラノやヴェローナでは観光ばかりで、あまりショッピングはできなかったから、最後の最後に、目的達成!



靴屋さんでバックを見つけるなんて意外だったけど、家に帰って調べてみたら、日本でも売られているGIANNI CHIARINIという、フィレンツェブランドのものでした。

Süd Tirol

一週間の旅も今日で終わり、これからミュンヘンに帰ります。がその前に、途中、南チロルに寄ってから帰りました。
南チロルはイタリア圏だけど、北チロルと東チロルはオーストリア圏。なのでここでは、ドイツ語は通じちゃうし、100%イタリアという感じはしない、独特な雰囲気のあるところでした。




2009年9月24日木曜日

Alio olio peperonchino

イタリア最終日の夜、ついに!イタリアで本場ペペロンチーノを食べました。

・・・?

本場イタリアのペペロンチーノって、乾燥スパイスミックス(にんにく、唐辛子、ハーブ入り)で作られているの・・・??風味がよかった事はよかったんだけど、頭に描いていたのと全然違う。。。

これは要・調査。

Peperoni & Limone

唐辛子とレモンの赤色と黄色に惹き付けられてしまい、Sirmioneの帰りに唐辛子を買って帰りました。唐辛子一束1.2ユーロ。

一束をどうやって使い切ろうかと思い、お店の人に『何のお料理に使うの?』と聞いてみたら、パスタやオリーブオイルに混ぜたりするよ、との事。質問の仕方が悪かったので、回答もフツー。

家に帰った次の日のお昼は、早速この唐辛子で、ペペロンチーノ(アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ)を作りました。残りの唐辛子は冷凍したので、あと30回くらいアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノがつくれる!


南チロルで買って来たばかりのパルメザンチーズと、Serego Alighieriのバルサミコも食卓に。

San Pietro in Mavino

サン・ピエトロ・イン・マヴィーノ教会にも寄ってみましたが、中は開いていませんでした。

教会にもシエスタってあるのかな?
イタリアって皆自由に生活しているから、説明もなしに閉まっていたりする事多いよね。きっちりしているドイツとは違います。。。


Le grotte di Catullo

ローマ時代の遺跡が残っている島の最先端の岬。
ここは日本語の表記もあってわかりやすかった。ここがどんな用途で作られたものなのか、確かな事はわかっていないらしい。

ローマ人のいた所には浴場ありで、、、なぜか浴場を見るとうれしくなっちゃうんだよね。そーだよね、そーだよねと言いたくなる。



Sirmione - Gardasee

次回ガルーダ湖に来たら、Sirmioneに宿泊したい。温泉はあるし、こんな綺麗な湖で泳げるし!

あそこで泳いでいる人がいる!次回来たら、絶対にここで泳ごう。
あまりに広い湖なので、白鳥を見て、「ここは(海じゃなくて)湖だったんだ」と思い出す。
『Kiss... Please』と書かれたアートの看板。夫はこういうのに絶対に反応する人。他にも反応しているカップルを見つけ(よかった)。

Sirmione - Scaliger Castle

今日は楽しみにしていたSIRMIONEを観光しました。ここは温泉の出るリゾート地と言う事で、イタリア人の観光客もたくさん。

まずはScaliger Castleの塔に登って、島全体を見渡したり、城のつくりに関心したり。




2009年9月23日水曜日

Gelateria Cristallo in Bardolino

今日は他にも、隣町のBardolinoを探索したりしました。隣町には、Gardaで有名なジェラート屋さんがあると言うので、それを目当てに!

夫の好物、スパゲティーアイス。私のヨーグルトジェラートよりもおいしかった!よく見ると、スパゲティーボロネーゼになってるんだよ。ひき肉もあるし、トマトソースも。そして上にはちゃんと、パルメザンチーズのホワイトチョコレートがのってる!

スパゲティーアイスって知ってる?私はドイツに来てから初めて食べたのだけど、ふと、「これはドイツのアイス?イタリアのアイス?」と思って調べてみたら、イタリアのジェラート職人がドイツで、イタリアらしさを演出しようとして作ったのが始まりみたい(日本アイスクリーム教会ホームページより)。ここはドイツ人観光客がたくさんいるから、置いてあるんだね。

私はアイスクリームはこってり系、ジェラートはさっぱり系がおいしいと持論があるのだけど、一度、0.5スクープチョコレート系&0.5スクープヨーグルトを食べてみたら、やっぱりジェラートはさっぱり系の方がおいしかったよ。

1日おきに、ジェラートを食べてた今回のイタリア休暇。あぁ、幸せな日々。。。毎日食べとけばよかったかな〜。アイスは私の大好物☆ 


社団法人 日本アイスクリーム教会
http://www.icecream.or.jp/data/world05.html

Olive, Grape, Olive, Grape

ヴェローナ周辺は、どこもかしこもオリーブ畑とぶどう畑で、景色を見ていて全く飽きない。それとイタリアの気候!



Serego Alighieri - AMARONE

ヴェローナ観光の次の日、今日はLAZISE近辺で過ごしました。

まずは、朝LAZISEのマーケットで、イタリアらしいデザインの陶器や野菜・果物を見て回り。ズッキーニの花が売られている事を発見。姉が「ズッキーニを育てている人の特権」と呼ぶほど、ズッキーニのお花のパスタは美味だそう。
買ってみたかったけど、この暑さでミュンヘンまで保つかわからなかったので、今回は断念。もしかして、ミュンヘンのヴィクトリアンマーケットに置いてあるかも。

近辺と言っても、私達って観光好きらしく、ガイドブックを読むと、「ここにも行ってみたいし、あそこにも行きたい、一週間じゃ周りきれない~」といてもたってもいられなくなってしまう感じ。結果、ビーチでゆっくりという予定も、観光の方が優先されました。

そして今日訪れたのは、AMARONEの産地。
Amarone della Valpolicellaワインの大ファンである私達は、到着前からわくわくで興奮を隠し切れず。どこの貴族の豪邸?とも思われるような門構えの庭を抜けると、Serègo Alighieriはありました。

こんな看板にもちゃんと反応して、車を止めて写真を撮りに行く夫。
1グラス5ユーロでアマローネが試飲できると書いてあったのでお願いしたら、親切にも2種類のワインを試飲させてくれました。ひとつは30ユーロの若いものと、もうひとつは60ユーロくらいの成熟したもの。どちらも、それぞれにいいお味。30ユーロの方は飲みやすく、ダイレクトにおいしいと感じられるけど、60ユーロの方はまろやか~で深く舌に長い間残る。夫は、60ユーロの方が高いけれど、舌に残る長さを考えたら30ユーロよりもお得かも、と言っていました。それくらいまろやかに深く、いい感じに舌に残り続けるワイン。60ユーロに舌が慣れてしまったら、他のワインが飲めなくなっちゃう、と一瞬頭をよぎるような素晴らしいワインでした。

でも産地まで行って、一番安いアマローネが30ユーロ/本でしょう。やっぱりいいお値段!結局、アマローネワインはおみやげには買わず、ワインよりも長く楽しめるアマローネのグラッパと、Serègo Alighieriのバルサミコ酢をケース買い、後はオリーブオイル2本とMASI社のワイン6本を購入。大量買いしたためか、試飲の5ユーロはおまけしてくれました。ラッキー☆

Possessioni di Serègo Alighieri

2009年9月22日火曜日

Spaghetti Vongole x Spaghetti Mussells

LAZISEはシーフードで有名らしく、大好きだけどミュンヘンでは食べられないスパゲティーボンゴレを食べる事ができました。うれし過ぎるー

それと初めて見た&食したムール貝のスパゲティー。見て、この貝の量!味はボンゴレよりもおいしくて、今度ミュンヘンから車を飛ばして食べに来ようかと思ってしまった。

ムール貝のスパゲティー。写真の見た目よりもボリュームあり。
貝の空もこんな山盛りに。
ボンゴレビアンコ。やっぱりおいしいから、日本に帰ったら家で作ろうっと。でも、貝のお味噌汁も私の好物で、捨て難いんだよね。いつもはお味噌汁が勝ってしまうのだけど。

Chiese visitabili x 3

ヴェローナでは教会めぐりをしました。私はもともと教会が好きで、どこへ行っても、教会があるとちょっと中を覗かせてもらうのですが、ヴェローナの教会は特に興味深く、楽しくて仕方がありませんでした。

現在、大々的な修復作業が行われているため、有名な4教会の入場に各5ユーロ必要ですが、10ユーロで全教会に有効なパスを買う事ができます。

どの教会も、なんと興味深い事!

Basilica di Santa Anastasia
II Duomo
Chiesa di San Fermo

上記の3教会を訪れましたが、暑い中歩きつかれてしまい、少し離れた4つ目のSan Zeno Maggiore教会までは辿り着く事ができませんでした。なので次回のお楽しみに。

Anfiteatro Arena

ヴェローナのシンボルとも言える円形劇場、アレーナ。1世紀の建築物だって、信じ難いね。ローマ人って本当にすごい。
思わず、映画『グラディエーター』を思い出してしまった。

アレーナでは、ちょうど野外オペラのリハーサルが行われていたので、中は見学する事ができなかったけど、今度はオペラのチケットを予約してからくればいいね、と言うことに。

夫は相当、ヴェローナ~LAZISE周辺が気に入ったらしく、「今度はいつ来ようか?」の連続。夫は好きな街を何度も訪れたい派、私は新しい街を開拓したい派、、、次はいつヴェローナに来られるかな。ヴェネツィアだってミュンヘンから4時間だからね、まだまだ行ってみたい街はたくさんあるのです☆

それにしても、こんなに古い建築物が突然町中にあるなんて驚き。



APEROL

ガルーダ湖やヴェローナの観光地でよく目にしたのがこの飲み物、Aperol Spritz。夫はハマッていました。作り方は、白ワイン40%+APEROL(リキュール)30%+炭酸水30%です。

暑いイタリアの気候に合った、さわやかな飲み物☆ 太陽の光に反射したオレンジ色が綺麗でおしゃれ。


地元の肉屋さん。地元のオリーブ油やワインなども売られていました。絵に描いたようなイタリアのお肉屋さん。

Piazza dei Signori

シニョーリ広場。この広場はガイドが欲しいくらい、みどころがたくさん。

ヴェネツィアの聖マルコを象徴する有翼のライオン。手にしているのは聖書。
かっこいい。。。
ダンテ像
市内を数メートル掘り起こすと、ローマの都市時代の遺跡が出てくるそうです。これはローマ人によって作られた道。